子どものころからやっている遊びに「幽体離脱」があります。
仰向けに静かに横になります。身体が痛く感じない布団の上がお勧めです。
体の感覚を研ぎ澄ますと、当然ですが、身体と布団の当たっている部分と、そうでない部分のあることがわかります。そこで、当たっている部分の感覚が、当たっていない部分の感覚と同じようになるように調整します。
この表現が難しいのですが、身体全体に少し力を入れると、だいたい同じ感覚になります。
そうすると、身体が浮くような気がしてきます（実際に浮くわけではありません、念のため）。
「幽体離脱」とは、「意識や魂が肉体から離れている状態」だそうですから、これとは、ちょっと違うのかもしれません。私の遊びはここからです。
身体が浮くように感じたら、好きな場所を想像します。すると、好きな場所へ行く（居る）ことができます。ちょうど、グーグルマップのストリートビューを見ているような感覚です。ですから、グーグルの技術者は、私と同じ「幽体離脱」で遊んだ経験があるのでは？と、勝手に思っています。
慣れてくると、地上の景色を想像すれば空を飛ぶことができ、飛んでいるスピードを感じることもできます。遊び方としては、この方が面白いです。決して、墜落することはありません。墜落しても夢から覚めるだけです。
不要不急の外出が禁じられている今、試してみてはいかがでしょう？