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アクセルとブレーキ(報告)

 第4回オンライン自分ごと化会議の話題は次の3つでした。

 

1 ワクチンパスポートの是非

2 日本の医療体制の問題点

3 Withコロナに向けての期待と心配

 

 ワクチンパスポートには ①経済を回す ②ワクチンの接種率を上げる この2つの目的があります。

 例えば、協力金を出さないで済むようになるまで「回す」。「集団免疫」ができる〇〇%まで接種率を上げる。

 もちろん、パスポートには人権や差別などの懸念、副作用のあることも考慮して、分かりやすい目標を立てる必要があると思います。居酒屋が動かないとバイトに行けなくて食べることにも事欠く学生がいます。居酒屋が税金を納めてくれないとワクチン接種も休業補償もできません。

 日本の医療が「民」中心だということは、これまでも指摘されていました。行政のコントロールが効かないことがコロナ対策の障害となっているとしたら、これは大きな問題です。コロナを契機に、もちろんいいところは残しつつ、軌道修正する必要があると思います。

 最後の「期待と心配」が私の出番でした。

 ワクチンを打てない子どもが、あれもだめ、これもだめ、いっぱい我慢している。これまでいっぱいいい思いをしてきた大人たちはもう少し我慢して、子どもたちを優先してほしい。GOTOより修学旅行。五輪より運動会。バイトを失った学生まで含め、将来を担う彼らに出口を、未来を、ロードマップを見せないと日本の将来が危ない。そんなお話をしました。だた、残念ながら、富岳(世界一のスーパーコンピューター)でもコロナの先は見通せないそうです(笑)。だったら、大人が知恵を出すしかありません。

 

 いま、第5派の収束?した理由も分からずGOTOをどうしようという議論があります。

 今日の会議ではGOTOに行けませんでしたが、この「自分ごと化会議」にはまだまだ続きがありそうです。

 ほかでもない、自分ごとだからです。

 ■会議の模様が見られます→ 「制約のない日常生活・経済活動に戻していくための国民的議論」