〇〇童話賞の結果が発表になり、残念ながら、大台の10敗目(0勝)です。
むかし、高知競馬場に「ハルウララ」という牝馬がいました。生涯成績は0勝113敗。60連敗あたりから人気を集め始め、最盛期には入場制限をかけるほどの人気ぶりだったと言います。2006年引退。
しかし、上には上がいます。門別競馬場の「ダンスセイバー」は0勝227敗。しかも、10歳(牝)で現役。2013年から8年以上も走り続けています。名前から想像できるように、父は1996年の菊花賞馬「ダンスインザダーク」。祖父は米国ケンタッキーダービー馬で競馬の殿堂入りを果たした、あの伝説の「サンデーサイレンス」。三冠馬「ディープインパクト」を叔父に持つ血統書付きの競走馬なのです。
競馬ファンならずとも、先頭で駆け抜ける日の来ることを祈らずにはいられません。
「ハルウララ」の113連敗まで、月1編ペースで書くと10年。
「ダンスセイバー」は記録更新中ですが、227連敗で止まってくれたら19年。
2頭に共通しているのは丈夫で長持ちなこと。そうでなければレースに出場することすらできなかったでしょう。
まずは、諦めず、レースに参加し続けることにします。