候補者の名前や政党名など、何も書かずに投じられた票は「白票(白紙投票)」といって無効です。
1 白票は無効なんだから、意味がない。
2 白票は選択肢がないという意思表示だ。
3 白票は選挙に行ったという記録だ(無効でも投票率にはカウントされます)。
4 投票に行かないよりまし。
しかし、これまで白票が大きな議論になることはありませんでした。
全体からすれば数パーセントに過ぎないからです。
ところが、地方選挙ですが過去に投票の過半数が白票を含む無効票だったり、当選者の得票を上回る無効票のあった選挙がありました。候補者数の多い地方議員選挙では、最下位当選者の得票数を白票が上回ることも珍しくありません。そこで・・・
■「白票」を候補者の一人にみなして、議席を与える(議員数が減る)。白票に意味が出てきます。
「白票」候補がトップ当選ということにならなければいいのですが~
いっそのこと「棄権」を候補者にしようと考えましたが、ぶっちぎりのトップ当選は間違いないので、意味がありません。やるなら・・・
■議員定数×投票率=議員数とする。棄権にも意味が出てきます。
もっとも、議場の議席が空席だらけになって、議会が成立しなくなっては困りますね~
衆院選の投開票まで残り1週間。白票の行方にも目が離せません。