午前中、丸の内(東京)で打ち合わせがあり、午後、大学の授業まで時間があったので久しぶりに昼食を摂ろうとしたのですが、なんと牛丼の値段が上がっていました。
9月28日、松屋は「牛めし並盛」を320円から380円に値上げ。(知らなかった・・)
10月29日、吉野家は「牛丼並盛」を387円から426円に値上げ。(史上最高価格だとか・・)
庶民の強い味方、物価の優等生でもあった牛丼の大幅な値上げは、原油価格の高騰でガソリン(輸送費)も上がったことだし・・・いいえ、そんな単純なものではないようです。
原油高騰→バイオエタノールの需要増→穀物価格の上昇→エサ代高騰→家畜価格の上昇→食肉価格の高騰
同じ穀物である大豆の価格も上昇しており、豆腐の価格も高くなっています。
コロナ禍で外国人労働者を雇用することができず、ネギの収穫ができません。
これでは、冬の定番である、すき焼きもできやしない~写真が、すき焼きでなくてスミマセン(悲)。
結局、昼食はなし。しかし、こうして消費が落ち込むと、政府や日銀の狙っているインフレにはなりません。