新型コロナ新規感染者数が、国内で２日連続で８千人を超え、東京都でも同じく２日連続で１千人を超えました。
このような状況下での成人式。昨年はリモート、今年は～式典後の会食は控えて～と、コロナ第６波の入り口で、残念ながら（控えめな）成人の日になってしまいました。それでも新成人の皆さんには、この逆境に勝ってほしい。
私の成人式は数十年も前のことですが、当時は１月15日（固定）に行われ、しかも、この日に20歳になっていないと参加できず、２月生まれの私は一年後の成人式。周りは下級生ばかりで、同級生はちらほら数えるほどでした。
現在は、学年制ですから、そうしたことはありません。もっとも、民法が改正され、今年の４月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。時代とともに「成人」の定義も変わるわけです。
成人の日が今のようにハッピーマンデー政策で「１月の第２月曜日」という変動制になったのも2000年から。それまでは１月15日（固定）でした。１月15日は小正月で、かつて、この日に「元服の儀」が行われていたことに由来します。そして、この小正月をもって「お正月」はおしまい。いつまでもお正月気分ではいられません(笑)。
■追記■ 9日、FMサルースの「サロン・ド・防災」（第２回）に出演しました。
次回以降、16日（第３回）、23日（第４回）、30日（第５回）、いずれも9：40～9：55の放送です。
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