東京都の新規感染者数は3千人を超え、1週間後に9576人との予測が示されました。過去最多(第5波)が5908人でしたから、オミクロン株の感染力の強いことがうかがえます(ある意味、予想通りです)。
(追記:14日の東京都の新規感染者数は4051人でした)
では、どれくらい強いのか?
オミクロンの感染力はデルタ株の5倍、インフルエンザの40倍と言われていますが、実感がわきません。
「会食すれば、ほぼ全員が感染します」これは分かりやすい。
「はしか(麻疹)や水ぼうそう(水痘)と同じくらい」
これは予防接種が進み、周りにかかった人がいないので、若い人には分かり難い。
「家庭に持ち込めば確実に二次感染する」
これは、はしかや水ぼうそうと違って、予防接種(ワクチン)の効果が薄いということです。子どもがはしかや水ぼうそうにかかっても、親が家庭内で子どもの面倒をみることができるのは、親に「免疫」があるからです。
3回目のワクチンも第6波に間に合いませんでした。しかし、たとえ間に合ったとしても、重症化を防ぐことはできても、感染の拡大防止にはそれほど役立たなかったでしょう。
おそらく数日の間に、「まん延防止措置」や「緊急事態宣言」が発せられることになるでしょう。
感染力の強いオミクロン株に対抗する対策(知恵)を示してほしいと思います。