24日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は理事会で次のように述べたと報道されています。
【A報道機関】「オミクロンが最後の変異株であり、流行が終わりに近づいていると考えるのは危険だ。むしろ世界的に見て、より多くの変異株が出現し得る条件が揃っている」(悪いニュース)
【B報道機関】「2020年1月末に宣言した新型コロナウイルスによる国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態について、今年に終えられる可能性がある」(いいニュース)
おそらく、事務局長は同じ発言をしていたに違いなく、もしかすると両方言っていて、発言の順番が違うだけなのかもしれません。しかし、報道機関によって、これほど違いが出るとはびっくり!です。180度違います。
ニュースを鵜呑みにしてはいけません。冷静に、クリティカルに聴くことにしましょう。