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オンライン呑み会に参加しました

 先週末、オンライン呑み会用の食材をいただきましたが、今夜、そのオンライン呑み会が開催されました。(ありがとうございました)。これまで何度かオンライン呑み会に参加していますが、「肴」付きというのは初めてです。

 しかし、話が盛り上がって「肴」の話に辿りつけませんでした(笑)。

 さらに、時間を超える呑み会、「時差解消システム」の仕込みも不発~!

 不発の話をもうひとつしましょう。

 桜って満開から1週間です・・桜が散る⇒桜吹雪⇒遠山の金さん⇒名奉行⇒南町奉行大岡越前守⇒三方1両損(さんぼういちりょうぞん)。呑兵衛の話は長いものですが、このお話って、Lose-Lose?確かに、越前守は正直者への褒賞金として1両、自分のお金を出しました。しかし、ゼロサムゲームに褒賞金と大岡裁きの名声という付加価値が付いたため、少なくとも三者(喧嘩している二人と越前守)の間ではWin-Winになったと私は思います。

 ところで、ある日、この大岡裁きの名声を聞いた悪人二人が、1両2分(1両=4分=16朱なので、1.5両のこと)を出し合って3両にし、大喧嘩のまねをして奉行所へ行きました。越前守が1両足して2両ずつ褒賞金をもらえば、ひとり2分ずつ得すると考えたのです。この悪巧みを察知した越前守は、こう裁きました。

「二人には、もともと無かった金だが、褒美にそれぞれ1両ずつ与えよう。残りの1両は奉行がもらう。これを“三方一両得”と言う。これにて一件落着」(拙書「合意を生み出す!公務員の調整術」より)