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女性の結婚年齢が引き上げられました

 民法が改正され、今日から成人年齢が20歳⇒18歳に引き下げられました。親の同意なしに携帯電話やクレジットカード、アパートの賃貸などが契約可能となります。もっとも、消費者トラブルの拡大を懸念する声があります。

 一方、喫煙や飲酒、公営ギャンブルは引き続き20歳未満は禁止されます。若者の自立を促し、社会の活性化を図る狙いがあるということですが、国民年金の加入は20歳からで変更なし。これで、「大人」扱いとは?経済協力開発機構(OECD)加盟国のほとんどが18歳成人なので、どうやらこれに合わせたというのが真相のようです。

 そのような中、女性の結婚できる年齢が現行の16歳から18歳に引き上げられました。男性は現行(18歳)のままです(民法731条)。

 これまで男女に差があったのは、一般的に女性の方が男性に比べ精神的、身体的な発達が早いからです。それが16歳でなく18歳に統一されたのは、社会的、経済的な成熟度を重視したためです。男女とも高校進学率は98%を超え、高校を卒業して社会に出ていくことが前提になっているのです。しかし、様々な理由で高校を中退せざるを得ない人のことは考慮されず、その対策も進んでいるとは言えません。

 なんかチグハグな感じです・・・

 法改正後も、すでに(今日までに)16歳以上になっている女性は親の同意を得たうえで結婚できます。結婚を予定している人を想定した経過措置です。こういうところはキッチリしてるんですね・・・(笑)。