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難破船がいました

 房総フラワーラインを走行中、川下漁港(白浜)付近で数台の乗用車が停車していました。見れば、海上方向を心配そうに見守る人たちの姿も・・視線の前方ではクレーン船が難破船を引き上げていました。

 雨中でしたが思わずシャッターを切ってしまいました。

 報道によれば、船は茨城県常陸那珂港から大分に向かっていた香川県籍の貨物船「めいせん2」(499トン)で、14日午前3時半ごろ、房総半島野島崎沖13.5キロの海上で、「積み荷のコンテナが荷崩れして船体が傾いている」と118番通報があり、乗組員5名(うち負傷者2名)は全員ライフボートで退船。駆け付けた海上保安庁の巡視船により救助され、館山港に搬送されたそうです。その後、船は海岸付近まで流され座礁。

 海難事故といえば、北海道知床半島の観光船「KAZU 1」沈没事故・・4月23日(土)発生・・では、今も12人の行方がわからず、懸命の捜索活動が続けられる一方、国後島の海岸で女性の遺体を発見したというニュースがありました。この事故(事件)では、経営会社のずさんな経営姿勢もさることながら、全国一律の法規制や、その管理・執行体制について疑問の声が上がっています。

 貨物船が傾くなんてどれほど荷物を積んでいたの?こちらも大いに気になるところですが、当面、燃料油の流出など危険性がないのか心配です。