· 

御柱の風景(茅野市)

 長野県茅野市で仕事の後、御柱祭(おんばしらまつり)で有名な諏訪大社を参拝しました。全国2万5千社ある諏訪神社の総本社です。

 諏訪大社には、諏訪湖をはさんで南側に、上社前宮(かみしゃまえみや・茅野市)、上社本宮(かみしゃほんみや・諏訪市)、北側に、下社春宮(しもしゃはるみや・下諏訪町)、下社秋宮(しもしゃあきみや・下諏訪町)の4つのお社があります。もともとは4社は湖畔にありましたが、湖面が低くなって現在、上社は湖畔から10キロほど離れています。下社は以前、参拝したことがあるので、今日は上社の2つをお詣りしました。

 茅野駅から上社前宮までの1.2キロは車で送っていただきました(ありがとうございます)。上社の御神体は守屋山です。ちなみに、下社春宮の御神体は杉の木、下社秋宮の御神体はイチイの木です。前宮から本宮までは1.5キロ。歩いていると小さな神社、小さな祠の御柱に出逢いました~7年に一度、4柱×4社=16柱、1200年以上続く神事です。境内は御柱だらけになっているのではないかと心配していたのですが、そうではなく、このように使われていたんですね~友好都市や観光協会、駅などにも寄贈され、かつては、橋の架け替えなどでも使われていたそうです。御守収集が趣味の私は、御柱の木片で奉製された健康祈願お守り(一体ずつ神職が墨書きしている)と、同じく御柱で作られた御柱箸をいただきました。

 上社本宮から茅野駅まで3.2キロ。歩く途中、公園の滑り台の御柱に出逢いました(写真)。