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1 box for 2 trees project

 アスクルのインドネシア製コピー用紙(A4) 5000枚を購入しました。「世の中のペーパーレス化に反している」と怒らないでください。書籍を制作していると、最後の最後に、どうしても「紙」にしてチェックしたくなるのです。そうしてエラーを見つけることも多く、また、画面だと書けない「メモ」を残しておくことができます。

 さて、A4、5000枚のコピー用紙を作るには原材料となるアカシヤやユーカリの木が1本必要です。そこで、アスクルは代金の一部を使って2本以上の木をインドネシアに植え、持続可能な原材料になることを確認する取り組みを行っています(2010年~)。つまり、天然林を伐採せず、持続可能な林業を育てようという試みなのです。

 これが、「1 box for 2 trees project」です。 SDGsが国連サミットで採択されたのは2015年ですから、その5年も前から始まったプロジェクトです。現在のSDGs風に言えば、「⑬気候変動に具体的な対策を」と「⑮陸の豊かさも守ろう」に該当します。

 このプロジェクトでひと月生まれる森林の面積は、東京ドーム約150個に当たるそうです。

 今日は、アカシア(ユーカリ)の木、一本分が知りたくて、コピー用紙1箱、購入してみました。