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新潟県庁と長い地下回廊

 新潟県庁に出かけました。およそ20年ぶりです。2004年10月23日に発生した中越地震は震源の深さ13キロの直下型地震でした。1995年の阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)で、それまでの最大震度「6」が「7」に改正され、初めて震度「7」を観測した地震です。

 当時、清掃課長を務めていた私は、湯沢に宿所を確保し4泊5日で現地調査を実施。東京23区から、長岡市と小千谷市に職員41名と車両16台を提供しました。実は、同じ年の7月に発生した新潟・福島豪雨で、三条市に職員654人と車両221台を派遣しています。その時、知事を訪ねた以来の新潟県庁です(写真左)。

 写真右は県庁の地下に張り巡らされた「回廊」です。一般の方は18階、地上67メートルのガラス張りの「展望回廊」から360度の大パノラマ、日本海や弥彦山を眺めるのでしょうが、これは怪しい「地下回廊」です。ショーケースには新潟県内、各市町村の特産品、名物が飾られていました。