職員研修で再び、長岡市を訪れました。「米百俵の碑」は長岡駅からほど近い交差点にあります。ここに、「国漢学校」があったんですね。公園の中に眠っているのではなく、町の真ん中に座らせているところに、長岡らしさを感じます。
碑に「昭和50年8月24日長岡市長小林孝平」とあります。長岡市といえば、田中角栄の地盤ですから保守王国?と思いきや、小林孝平は農林官僚から社会党の参議院議員(2期)を経て長岡市長を18年、務めました。そして、他の革新自治体と違い?「産業都市づくり」をめざし、テクノポリス誘致やニュータウン造成など大規模開発事業を行いますが、それは、田中角栄の政治力を巧に使うことができたからだと言われています。
まちづくりに保守も革新もないですよね~
そういえば、米百俵の主人公、大参事の名は「小林虎三郎」です。同じ「小林」ですが血縁はないようです。