将棋の八大タイトルのひとつ、「王座戦」五番勝負の第4局が京都市で行われ、挑戦者、藤井聡太七冠(21)が永瀬拓矢王座(31)を138手で下し、3勝1敗で「王座」のタイトルを奪取しました。
これで、将棋界で史上初となる八大タイトル(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖)を全て独占する っことになりました!今年6月に日本将棋連盟の新会長になった羽生善治九段(53)は、1996年に当時の全七大タイトルを制覇しています。当時は、叡王がありませんでした。
それ以来の、全タイトル制覇ですが、気になるのは次の目標です。
羽生善治九段は七大タイトル全てで永世称号を名乗る資格を持つ「永世七冠」を達成しています。通算獲得タイトルは99期(藤井八冠は18期)。いずれも、達成まで長い長い年月がかかります。それまで、どうやってモチベーションを維持することができるのか?気になります。名人がコンピュータに負け、将棋離れが起きるのでは?と思っていた矢先に、彗星の如く現れた藤井八冠。私たちの懸念を見事に打ち破ってくれました。
人類は生成AIなんかに負けないぞ!